U.全学共通教育の履修

1.全学共通教育の開設授業科目

全学共通教育の授業科目は,授業科目の区分・分野ごとに開設されており,次のとおりです。
なお,教養科目及び基礎教育科目には,授業科目ごとに複数の「授業題目」が設けられています。

  1. 教養科目 :人文科学分野・社会科学分野・自然科学分野・情報科学分野・総合分野・学部開放分野の6つの分野からなり,表1の授業科目が開設されています。
  2. 外国語科目 :英語・ドイツ語・フランス語・中国語の4つの外国語が開設されており,授業科目は,表1のとおりです。
  3. 健康スポーツ科目 :健康スポーツ演習及び健康スポーツ実習の2つの授業科目が開設されています。
  4. 基礎教育科目 :基礎数学・基礎物理学・基礎化学・基礎生物学の4つの授業科目が開設されています。
  5. 日本語科目及び日本事情に関する科目 :外国人留学生を対象に開設された科目で,表1の授業科目が開設されています。なお,日本語科目は外国語科目に,日本事情は教養科目にそれぞれ読み替えることができます。
表1 全学共通教育の授業科目の区分,分野等,授業科目及び授業題目一覧
授業科目の区分 分野等 授業科目 授業題目
教養科目 人文科学分野 哲学 倫理学 日本史 外国史 日本文学 日本語学 外国文学 考古学 芸術 文化人類学 人文科学ゼミナール 「履修の手引き」27ページに記載 「授業概要」及び「時間割」参照
社会科学分野 法律学 政治学 社会学 経済学 経営学 地理学 心理学 教育学 社会科学ゼミナール
自然科学分野 数学 物理学 化学 生物学 地学 自然科学ゼミナール
情報科学分野 情報科学
総合分野 総合科目(複数の授業科目又は複数の学問分野にまたがる 内容をもつ授業科目)
学部開放分野 学部開放科目(各学部が全学に開放する授業科目)
外国語科目 英語 英語(1)  英語(2)  
ドイツ語 ドイツ語(1)  ドイツ語(2)   
フランス語 フランス語(1) フランス語(2)  
中国語 中国語 (1)   中国語 (2)  
健康スポーツ科目   健康スポーツ演習  健康スポーツ実習  
基礎教育科目   基礎数学 基礎物理学 基礎化学 基礎生物学 同 上
日本語科目及び日本事情に関する科目 日本語 日本語(1) 日本語(2)  
日本事情 日本事情  

注.授業題目とは,各授業担当教員が実際に授業を行うときの授業の名称のことで,「本履修の手引き27ページ」のほか「授業概要(シラバス)」「時間割」に併記{例:哲学(授業科目),知の探求と現代(授業題目)}されていますので参照してください。

2.学部・学科別全学共通教育履修要件

表2,表3−1,表3−2は,各学部・学科の卒業に必要な共通教育の単位数をまとめたものです。
次の点に留意し,各自の所属する学部・学科の欄を見て確認の上履修してください。専門教育科目等の必要単位数は所属学部において別に定められていますので,所属学部の「履修の手引き」等で確認してください。なお,工学部昼間コースの学生は夜間主コースの授業を受講することはできませんが,夜間主コースの学生は,教養科目(後期)の2授業題目4単位まで昼間コースの授業が履修可能です。詳細は12ページを参照して下さい。

表2 総合科学部,医学部,歯学部及び薬学部学生の全学共通教育で修得すべき単位数
  授業科目の区分 教養科目 外国語科目 健康スポーツ科目 基礎教育科目 合 計
学部 学科/分野等 人文科学分野 社会科学分野 自然科学分野 情報科学分野 総合分野 学部開放分野 英  語 ドイツ語 フランス語 中国語
総合科学部 人間社会学科及び自然システム学科 4(注2) 4(注2) 4(注2)       --------12-------
(全領域から選択し,1つの外国語を4単位のまとまりで履修すること)
 
--------8-------
(全分野から選択すること)
小計 20 12 2 0 34
医学部 医学科 --------8(注3)-------
(自然・情報・総合・学部開放分野から選択すること)
--------4-------
(ドイツ語4単位,フランス語4単位又は中国語4単位を選択すること) 
16  
2(全分野から選択すること)
小計 18 12 2 16 48
栄養学科 --------8(注3)-------
(自然・情報・総合・学部開放分野から選択すること)
--------4-------
(ドイツ語4単位,フランス語4単位を選択すること) 
14  
--------4-------
(全分野から選択すること)
小計 20 12 2 14 48
保健学科看護学専攻 --------8-------
(自然・総合・学部開放分野から選択すること)
--------2-------
(英語以外の外国語から選択すること。一つの外国語は,2単位のまとまりで履修することができる。)
 
小計 16 8 2 0 26
保健学科放射線技術科学専攻 --------8-------
(自然・総合・学部開放分野から選択すること)
--------2-------
(英語以外の外国語から選択すること。一つの外国語は,2単位のまとまりで履修することができる。)
10  
小計 16 8 2 10 36
保健学科検査技術科学専攻  --------6-------
(自然・総合・学部開放分野から選択すること)
--------2-------
(英語以外の外国語から選択すること。一つの外国語は,2単位のまとまりで履修することができる。)
 
小計 14 8 2 6 30
歯学部 歯学科     4 4 17  
--------4-×-×-----
(人文・社会・総合・学部開放分野から選択すること)
--------4-------
(全領域から1つの外国語を4単位のまとまりで選択し,履修すること)
小計 20 12 2 17 51
薬学部 薬学科及び製薬化学科       --------4-------
(英語以外の外国語から選択すること。 一つの外国語は,2単位のまとまりで履修することができる)
14  
--------10(注4)--------
(全分野から選択すること)
小計 24 8 2 14 48
注1.上表中-------- は,履修選択範囲を示す。
注2.総合科学部学生が,教養科目の人文科学・社会科学・自然科学各分野の必要単位数(4単位)を履修する場合は,異なる2つの授業科目からそれぞれ1授業題目(2単位)ずつ選び,計4単位を履修すること。
(例:人文科学分野で教養科目の4単位を修得する場合,本履修の手引き27ページ記載の授業科目「哲学」の中で開設されている複数の授業題目の中から「知の探求と現代」という1授業題目2単位と,哲学と異なる授業科目の「日本史」の中で開設されている複数の授業題目の中から「日本の歴史U」という1授業題目2単位の計4単位を履修。
注3.医学部学生(保健学科を除く)が,所要単位数を超える外国語科目を修得した場合の超過単位は,総合分野の単位として4単位を限度として含めることができる。
注4.歯学部学生が,所要単位数を超える外国語科目を修得した場合の超過単位は,総合分野の単位として4単位を限度として含めることができる。
注5.薬学部学生が,所要単位数を超える外国語科目を修得した場合の超過単位は,教養科目の単位に含めることができる。
表3−2 工学部夜間主コース学生の全学共通教育で修得すべき単位数
  授業科目の区分 教養科目 外国語科目 健康スポーツ科目 基礎教育科目 合 計
学部 学科/分野等 人文科学分野 社会科学分野 自然科学分野 情報科学分野 総合分野 学部開放分野 英  語 ドイツ語 フランス語 中国語
工学部夜間主コース 建設工学科               2 10  
--------10(注2)--------
(全分野から選択すること)
小計 18 6 2 10 36
機械工学科             2 6  
--------10(注2)--------
(全分野から選択すること)
小計 22 6 2 6 36
化学応用工学科       ------6------
(英語,ドイツ語から選択すること。一つの外国語は2単位のまとまりで履修することができる) 
    2 4  
--16(注2)(注4)+10(注3)--
(全分野から選択すること)
小計 24+10 6 2 4 36+10
電気電子工学科       2     2 10  
--------12(注2)--------
(全分野から選択すること)
小計 24 6 2 8 42
知能情報工学科       2 8  
--------6(注2)--------
(全分野から選択すること)
小計 20 6 2 8 36
生物工学科       ------6------
(英語,ドイツ語から選択すること。一つの外国語は2単位のまとまりで履修することができる) 
    2 4  
--16(注2)(注4)+10(注3)--
(全分野から選択すること)
小計 24+10 6 2 4 36+10
注1.上表中---------は,履修選択範囲を示す。
注2.後期に限り,昼間コースの教養科目も2授業題目4単位まで履修することができる。(詳細は12ページ参照)
注3.所要単位数を超える外国語科目を修得した場合の超過単位は,教養科目の単位に含めることができる。
注4.化学応用・生物工学科の学生が,所要単位数を超えて修得した教養科目の単位は,10単位まで専門科目の選択単位に読み替えることができる。
注5.所要単位数を超える基礎教育科目を履修した場合の超過単位は,教養科目の単位に含めることができる。

3.授業の場所

全学共通教育の授業は,総合科学部3号館,共通教育B館,C館及びD館の各講義室で行われます。ただし,一部の授業は,所属学部で行われるものもありますので,「全学共通教育時間割」で確認してください。なお,情報科学は高度情報化基盤センターで,健康スポーツ実習は総合グランド及び体育館で実施されます。

4.授業の時間

全学共通教育の授業時間は,1講時を45分とし,原則として2講時90分を1コマ(一まとまり)として実施されます。なお,各講時の授業時間帯は表4のとおりです。

表4 講時別授業時間帯
講時  時 間 帯  備考
第1・2講時 8時40分〜9時25分 9時25分〜10時10分 昼間コース授業
第3・4講時 10時25分〜11時10分 11時10分〜11時55分
第5・6講時 12時50分〜13時35分 13時35分〜14時20分
第7・8講時 14時35分〜15時20分 15時20分〜16時05分
第9・10講時 16時20分〜17時05分 17時05分〜17時50分
第11・12講時 18時00分〜18時45分 18時45分〜19時30分 夜間主コース授業
第13・14講時 19時40分〜20時25分 20時25分〜21時10分

5.単位の基準

授業科目の区分ごとの「1単位当たりの授業時間」は,表5のとおりです。1単位あたりの学習時間は大学設置基準第21条,徳島大学学則第30条に定められているように45時間です。ただし,徳島大学での授業科目の区分ごとの授業時間数は表5のとおりです。したがって,1回の授業について,講義については2時間の予習と復習が,演習,実験,実習については1時間の予習または復習が必要です。

表5 1単位当たりの授業時間
授業科目の区分 表記 1単位当たりの授業時間数
教養科目 L(講義) 15 時 間
外国語科目 S(演習) 30 時 間
健康スポーツ科目 S(演習) 30 時 間
E(実習) 30 時 間
基礎教育科目 L(講義) 15 時 間
S(演習) 30 時 間
E(実験) 30 時 間
日本語科目 S(演習) 30 時 間
日本事情に関する科目 L(講義) 15 時 間

6.授業のクラス分け

クラス分けは次のとおりです。

【教養科目】 …… クラスの指定はなく,各自が履修したい授業を自由に選ぶことができます。受講希望者が教室の定員数を超えた場合は,抽選等により受講者の調整を行います。
情報科学については,受講対象学部・学科・学年が指定されています。受講することのできる学部・学科・学年は,時間割に指定のとおりです。なお,総合科学部自然システム学科,工学部知能情報工学科の学生は1年次生向けの専門科目で情報教育の基礎を学ぶことになっています。
【外国語科目】 …… 時間割に記載のとおり,受講対象学部・学科が指定されています。なお,学部・学科別・語学別の履修方法とクラスは14ページからに記載のとおりです。
【健康スポーツ科目】 …… 時間割に記載のとおり,受講対象学部・学科が指定されています。なお,履修方法等は19ページに記載のとおりです。
【基礎教育科目】 …… 時間割に記載のとおり,受講対象学部・学科が指定されています。なお,20ページの記載事項に注意してください。
【日本語・日本事情】 …… 日本語(1)については,漢字圏出身者のクラスと非漢字圏出身者のクラスが用意されています。

7.教養科目の履修

  1. 教養科目は,人文・社会・自然・情報・総合・学部開放分野の6つの分野からなり,それぞれの分野には複数の授業科目が属されており,更に,各授業科目の下には,複数の「授業題目の授業」(27ページ参照)が用意されています。
    なお,総合分野で新たに開講される総合科目「大学入門講座」は,新入生オリエンテーション期間および新入生合宿研修などを利用して,全学生を対象に各学科単位で開講される授業です。「全学共通教育授業概要(シラバス)」47ページ以下(工学部夜間コースは6ページ以下)にあるように,大学での学習方法や学生生活上で修得しておくべき基本的な知識について教授されることになっています。
  2. 教養科目の履修に当たっては,この授業題目ごとに学生本人が履修したい授業を選択し,一つの授業題目の授業を1学期間(半年)履修し,試験に合格すると2単位が与えられます。ただし,同一の授業題目の授業を2度履修し単位を修得しても,授業内容が同じであるため,2度目の単位は無効となります。授業題目が違っていれば,担当教員が同じであっても,別の授業であるため修得した単位は有効です。
  3. 授業題目によっては,題目のあとにローマ数字でTとかUなどと付記されているものもありますが,これらは別々の授業題目(内容)ですので,片方あるいはTとUの両方の題目を履修しても差し支えありません。ただし,題目によってはUを履修するためには,Tを履修しなければならないものもあります。「全学共通教育授業概要(シラバス)」にその旨記載されていますので注意しておいてください。
  4. 教養科目の履修制限
  5. (1) 人文科学,社会科学,自然科学の3分野については,各分野ごとに同一の授業科目に属する授業題目の選択できる数は最大3つまでです。4つ以上の題目を選択し履修しても,共通教育の所要単位として認められるのは6単位までです。幅広い教養を身につける観点から選択することを心掛けてください。
    (2) 人文科学,社会科学,自然科学分野には,人文科学ゼミナール,社会科学ゼミナール,自然科学ゼミナールという授業科目が開設されています。履修する場合は,人文・社会・自然の全ゼミナールの中から1授業題目(2単位)を選び履修してください。2授業題目以上履修しても共通教育の単位として認められるのは,2単位までです。
    (3) 総合科目については,4つ以上の授業題目を選び履修しても共通教育の単位として認められるのは,6単位までです。
    (4) 学部開放科目については,4つ以上の授業題目を選び履修しても,共通教育の単位として認められるのは,6単位までです。
    なお,学部開放科目の履修区分は下記のとおりです。

    開講学部名/自学部・他学部の別 総合科学部 医学部 歯学部 薬学部 工学部(昼間)
    建設工学科
    知能情報工学科
    左記以外の学科開講分
    自 学 部(自 学 科) 専門科目 教養科目 専門科目 専門科目 専門科目 教養科目
    他 学 部(他 学 科) 教養科目 教養科目 教養科目 教養科目 教養科目 教養科目

    開講学部名/自学部・他学部の別 工学部(夜間主コース)
    建設工学科 知能情報工学科 生物工学科
    自 学 科 専門科目 専門科目 教養科目
    他 学 科 教養科目 教養科目 教養科目

    (5) これ以外にも,教養科目の履修については,各学部・学科ごとに卒業に必要な履修上の条件が定められていますので注意してください。(6ページ参照)

  6. 放送大学の修得単位の認定
    徳島大学が指定した放送大学の開設科目を修得した場合,共通教育科目として8単位まで認定され,教養科目も含まれます。ただし,認定される単位は複数の分野にまたがって選択する単位(表2,表3−1,表3−2で として表示)に限られます。事前に申請する必要がありますので,徳島大学が指定する開設科目,その分野指定,受講手続き等の詳細については共通教育係で相談してください。
  7. 工学部夜間主コース学生の昼間開講「教養科目」の受講について
    工学部夜間主コースの学生(在学生を含む)は,後期に開講される教養科目(情報科学・学部開放分野を除く)に限って,2授業題目4単位まで履修できます。その際,夜間主コースで開講される教養科目との並行受講も認められますが,上記2.にあるように同一教員による同じ授業題目もしくは同内容の授業の受講は認められません。

8.外国語科目の履修

1.[一般的注意事項]

(1) 外国語科目としては,英語・ドイツ語・フランス語・中国語にそれぞれ(1)(4単位),(2)(4単位)が開設されています。一般的に(1)は初級,(2)は中級又は中級以上の内容です。

(2) 外国語科目の授業は1学期(半年)間履修し,試験に合格すると1単位が与えられますが,B形式の場合(下記参照)には2単位が一括して与えられます。
履修要件は,学部・学科によって異なり,「1つの外国語(語学)を2単位のまとまり」で取るよう指定された学部・ 学科や,「1つの外国語(語学)を4単位のまとまり」で取るよう指定された学部・学科があるので注意してください。
ただし,所要単位を超えて履修する場合や,試験に不合格となり再受講する場合などは1単位分を受講することもできます。

(3) それぞれの外国語(1)は,4単位までしか共通教育の所要単位として認められません。なお,外国語(2)を履修するためには,原則として外国語(1)を4単位以上修得しなければなりません。

(4) 外国語の履修に当たっては,別に配布された「全学共通教育時間割」で指定された当該学部・学科向けに開講されたクラスで受講してください。

【英語】 …… 別に配布された「全学共通教育時間割」で指定された当該学部・学科向けに開講されたクラスの中から,受講してください。同一時間帯に複数のクラスが開講されている場合は,その中から希望するクラス(教員)を選択の上,受講してください。
【ドイツ語・フランス語・中国語】 …… 原則としてクラスの指定があります。詳細は14ページからの「学部・学科別の注意事項」を参照してください。なお,中国語(1)は受講希望者多数の場合は,2・3・4年次生の再受講を制限することがあります。

(5) 外国語科目の授業は,学部・学科によっては,A形式とB形式の2つの開講形式により授業が行われます。

《A形式》 一週間に単独クラスを1度受講し,1学期(半年)で1単位を履修する方法
(1学期間に2単位を必要とする場合は,1週間に単独クラスを2度受講してください。)
《B形式》 一週間にペア・クラスを受講し,1学期(半年)で2単位を履修する方法
(ペア・クラスで一括して2単位を認定します。)

(6) 他学部・学科向けのクラスであっても,「所属学科の所要単位を超えて履修する場合」や「再受講する場合」は授業担当教員に相談の上,受講することもできます。この場合は,上記(5)で述べた開講形式に注意してください。

(7) 外国語技能検定試験による単位の認定
外国語技能検定試験の成績により外国語科目の単位が下記のように認定されます。該当する検定試験に合格,あるいは所定の得点に達した場合に,単位の認定を希望するものは速やかに共通教育係まで申し出てください。ただし,これらの検定試験による単位の認定は1つの外国語につき8単位までとします。

@ 英語
  【ア】 実用英語技能検定(英検)(財団法人 日本英語検定協会,文部科学省認定)
準1級:英語(1)4単位
1 級:英語(1)4単位および英語(2)4単位
  【イ】 TOEFL(国際教育交換協議会)
PBT CBT
500〜569点:173〜229点:英語(1)4単位
570点以上 :230点以上 :英語(1)4単位および英語(2)4単位
  【ウ】 TOEIC(財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会)
580〜779点:英語(1)4単位
780点以上 :英語(1)4単位および英語(2)4単位
A ドイツ語
    ドイツ語技能検定試験(独検)(財団法人 ドイツ語学文学振興会)
4級:ドイツ語(1)前期分2単位
3級:ドイツ語(1)4単位
2級以上:ドイツ語(1)4単位およびドイツ語(2)4単位
B フランス語
    実用フランス語技能検定試験(仏検)(財団法人 フランス語教育振興協会,文部科学省認定)
4級:フランス語(1)前期分2単位
3級:フランス語(1)4単位
2級以上:フランス語(1)4単位およびフランス語(2)4単位
C 中国語
  【ア】 中国語検定試験(日本中国語検定協会)
準4級:中国語(1)2単位
4級:中国語(1)4単位
3級:中国語(1)4単位および中国語(2)2単位
準2級以上:中国語(1)4単位および中国語(2)4単位
  【イ】 中国政府漢語水平考試(HSK)(中国国家漢語水平考試委員会)
3級以上:中国語(1)4単位および中国語(2)4単位

(8) 留学による単位の認定
徳島大学では,下記の大学に短期留学した場合,所定の条件のもとで,全学共通教育の外国語科目の単位が認定されます。単位認定を希望する学生は必ず事前に共通教育係で相談してください。

 外国語 指定研修先備考

英語 ウェールズ大学スウォンジー校 南イリノイ州立大学カーボンデール校 カリフォルニア大学サンディエゴ校(医学英語プログラム※) ※生理学と解剖学の知識を要する。

 中国語 復旦大学,武漢大学

(9) 放送大学の修得単位の認定
徳島大学が指定した放送大学の開設科目を修得した場合,共通教育科目として8単位まで認定され,外国語科目も含まれます。事前に申請する必要がありますので,徳島大学が指定する開設科目,受講手続き等の詳細については共通教育係で相談してください。
以上のほかに,それぞれの学部・学科の履修要件あるいはそれに由来する時間割上の事情などで次のような履修上の制約があります。

2.[学部・学科別の注意事項]

(1) 総合科学部学生の外国語の単位修得方法とクラス

@ 外国語科目全領域から12単位必修。一つの外国語(英語・ドイツ語・フランス語・中国語)は「4単位のまとまり」で履修してください。
A 1年次には,外国語(1)(4単位)の中から2つを選択の上,計8単位を履修し,2年次には外国語(2)(4単位)の中から1つを選択の上履修し,計12単位としてください。
B 外国語(1)は,前期・後期とも「月曜5・6」「火曜3・4」「水曜1・2」「木曜1・2」講時に開設されています。
C 外国語科目は,受講者数の調整を行う必要上,次のとおりクラス指定があります。
  【ア】 フランス語(1)を選択する場合は,下記a,bのいずれかのクラスでフランス語(1)(4単位)を履修し,次に中国語(1),ドイツ語(1),英語(1)の中から1科目(4単位)を選択し,空いた時間に履修してください。aのクラスは,月曜日をネイティブ・スピーカーが担当しますので,その授業を受講したい学生は,学生番号にかかわらず,aのクラスに入ってください。とくに希望がない場合は,以下のクラス指定に従ってください。
aのクラス 人間社会学科 1番〜90番,自然システム学科 1番〜45番
月曜5・6,水曜1・2講時
bのクラス 人間社会学科 91番以降, 自然システム学科 46番以降
火曜3・4,木曜1・2講時
  【イ】 中国語(1)を選択する場合,下記のa・b・c・dのいずれかのクラスで中国語(1)(4単位)を履修し,次にドイツ語(1),英語(1)のどちらかを選択し,空いた時間に4単位分履修してください。フランス語(1)を併せて履修する場合は【ア】の規定に従ってください。
a・bのクラス 人間社会学科 1番〜90番,自然システム学科 1番〜50番月曜5・6,水曜1・2講時【B形式】
c・dのクラス 人間社会学科 91番以降, 自然システム学科 51番以降火曜3・4,木曜1・2講時【B形式】
ab,cdのクラス分けは前期の最初の時間に受講者数をふまえ行います。従って,最初の授業は必ず出席して下さい。
  【ウ】 ドイツ語(1)を選択する場合は,まず,学生番号によって指定された下記のa又はb又はcのクラスでドイツ語(1)(4単位)を履修し,次に英語(1)(4単位)を,空いた時間に履修してください。フランス語(1)を併せて履修する場合は【ア】の規定に,中国語(1)を併せて履修する場合は【イ】の規定に従ってください。
aのクラス 人間社会学科 1番〜90番月曜5・6,水曜1・2講時【B形式】
bのクラス 人間社会学科 91番以降火曜3・4,木曜1・2講時【B形式】
cのクラス 自然システム学科火曜3・4,木曜1・2講時【B形式】
  【エ】 英語(2)(4単位)を履修する場合は,時間割に指定されたクラスで,2日続けて週2回受講してください。【A形式】
  【オ】 中国語(2)(4単位)を履修する場合は,a又はbのクラスで,2日続けて週2回受講してください。a,b両クラスのクラス分けは前期の最初の時間に行いますので,必ず出席してください。【B形式】

(2) 医学部医学科学生の外国語の単位修得方法とクラス

@ 英語8単位とドイツ語,フランス語又は中国語4単位の計12単位必修。
A 英語(1)は1年次に4単位を,英語(2)は1年次後期に2単位と2年次前期に2単位を,時間割に指定されたクラスで履修してください。
B ドイツ語(1)は,1年次に4単位を,時間割に指定されたクラスで履修してください。【B形式】
C フランス語(1)は,平成16年度は時間割の都合で2単位分しか受講できません。フランス語の4単位を履修する場合は,次の【ア】【イ】のどちらかの方法を選んでください。
  【ア】 徳島大学で2単位を,それ以外で2単位を履修する:まず,1年次前期にフランス語(1)を週2度受講して,2単位を履修してください。つぎに,短期留学,外国語技能検定試験もしくは放送大学での受講により,2単位分を徳島大学に認定の申請をして,あわせて4単位とします。
  【イ】 徳島大学以外で4単位を履修する:短期留学,外国語技能検定試験,放送大学など他大学での受講,などにより,4単位分を徳島大学に認定の申請をして下さい。
    【ア】【イ】いずれの場合も,希望者は,事前にフランス語担当の教員と相談してください。
D 中国語(1)は,1年次に4単位を,時間割に指定されたクラスで履修してください。【B形式】

(3) 医学部栄養学科学生の外国語の単位修得方法とクラス

@ 英語8単位とドイツ語,フランス語又は中国語4単位の計12単位必修。
A 英語(1)は,1年次に4単位を,英語(2)は,2年次に4単位を,時間割に指定されたクラスで履修してください。
B ドイツ語(1),フランス語(1)又は中国語(1)は,1年次に4単位を,時間割に指定されたクラスで履修してください。【B形式】
C フランス語(1)を選択する場合の英語(1)の2単位分は,月曜5・6講時でなく月曜7・8講時で履修してください。

(4) 医学部保健学科学生の外国語の単位修得方法とクラス

@ 英語6単位とドイツ語,フランス語又は中国語2単位の計8単位必修。
A 英語(1)は1年次に4単位を,英語(2)は2年次に2単位を,時間割に指定されたクラスで履修してください。
B ドイツ語(1),フランス語(1)又は中国語(1)は,1年次に2単位を,時間割に指定されたクラスで履修してください。ドイツ語(1)は,他学部向けのクラスであってもA形式であれば,授業担当教員に相談のうえで受講することができます。フランス語(1)を選択する場合,bのクラスに入り,前期に週2度受講することになります。

(5) 歯学部歯学科学生の外国語の単位修得方法とクラス

@ 英語,ドイツ語それぞれ4単位と外国語全領域から4単位の計12単位必修。
A 英語(1)は,1年次前期に3単位を,1年次後期に1単位を時間割に指定されたクラスで履修してください。
B ドイツ語(1)は,1年次前期に2単位,後期に1単位の計3単位を,2年次には前期に1単位を,時間割に指定されたクラスで履修してください。1年次前期は【B形式】
C 英語(2)は,1年次後期に1単位を,2年次前期に3単位を,時間割に指定されたクラスで履修してください。
D ドイツ語(2)及び中国語については,短期留学(徳島大学が認定したものに限る),他大学(放送大学を含む)で取得した単位及び外国語技能検定試験等によって認定された単位が卒業の単位として認められます。
 希望者は,当該外国語担当の教員と相談してください。
E フランス語(1)は,平成16年度は時間割の都合で2単位分しか受講できません。フランス語の4単位を履修する場合は,つぎの【ア】【イ】のどちらかの方法を選んでください。
  【ア】 徳島大学で2単位を,それ以外で2単位を履修する:まず,1年次前期にフランス語(1)を週2度受講して,2単位履修してください。つぎに,短期留学,外国語技能検定試験もしくは放送大学での受講により,2単位分を徳島大学に認定の申請をして,あわせて4単位とします。
  【イ】 徳島大学以外で4単位を履修する:短期留学,外国語技能検定試験,放送大学など他大学での受講,などにより,4単位分を徳島大学に認定の申請をして下さい。
    【ア】【イ】いずれの場合も,希望者は,事前にフランス語担当の教員と相談してください。

(6) 薬学部薬学科及び製薬化学科学生の外国語の単位修得方法とクラス

@ 英語4単位と英語以外の外国語科目から4単位の計8単位必修。なお,8単位を超えて修得した外国語科目の単位は,教養科目の単位に読み替えることができます。(「一般的注意事項」(6)参照)
A 英語(1)は1年次に2単位を,2年次に2単位を,時間割に指定されたクラスで履修してください。【A形式】
B ドイツ語(1)を選択する場合は,1年次に2単位を,2年次に2単位を時間割に指定されたクラスで履修してください。なお,1年次の2単位分だけを履修することもできます。【A形式】
また,ドイツ語(1)は他学部・他学科向けのクラスであっても,A形式であれば授業担当教員に相談のうえで受講することができます。
C フランス語(1)を選択する場合は,1年次に4単位を時間割に指定されたクラスで履修してください。なお,1年次前期に週2度受講し,2単位分だけを履修することもできます。【B形式】
D 中国語(1)を選択する場合は,1年次に火曜日3・4講時を前期・後期の2学期間(通年)受講し,2単位を,2年次に月曜7・8講時を2学期間(通年)受講し,2単位の計4単位を履修してください。【A形式】
なお,火曜3・4講時のみを2学期間(通年)受講し,2単位だけ履修することもできます。【A形式】
月曜7・8講時の受講は,1年次に2単位を取得済みの者に限ります。

(7) 工学部建設工学科,機械工学科,生物工学科学生の外国語の単位修得方法とクラス

@ 英語6単位と英語以外の外国語科目の中から2単位の計8単位必修。なお,8単位を超えて修得した外国語科目の単位は,教養科目の単位に読み替えることができます。(「一般的注意事項」(6)参照)
A 英語(1)は,1年次に4単位を,英語(2)は2年次に2単位を時間割に指定されたクラスで,履修してください。
B ドイツ語(1)を選択する場合は,時間割に指定されたクラスで,前期・後期の2学期間(通年)受講し2単位を履修してください。なお,ドイツ語(1)は他学部・他学科向けのクラスであっても,A形式であれば授業担当教員に相談のうえで受講することができます。【A形式】
C フランス語(1)を選択する場合は,時間割に指定されたクラスで,前期・後期の2学期間(通年)に週2度受講し4単位を履修するか,前期のみ週2度受講し2単位を履修してください。【B形式】
中国語(1)を履修する場合は,時間割に指定されたクラスで,前期・後期の2学期間(通年)受講し,2単位を取得してください。【A形式】

(8) 工学部化学応用工学科,知能情報工学科学生の外国語の単位修得方法とクラス

@ 外国語科目の中から8単位必修。なお,8単位を超えて修得した外国語科目の単位は,教養科目の単位に読み替えることができます。(「一般的注意事項」(6)参照)
A 英語(1),ドイツ語(1),フランス語(1)のうちから選択する場合は,1年次に4単位を,時間割に指定されたクラスで,履修してください。それぞれ2単位だけ履修することもできます。
ただし,両学科のフランス語(1)は【B形式】
B 英語(2),ドイツ語(2),フランス語(2)のうちから選択する場合は,2年次に4単位を時間割に指定されたクラスで履修してください。それぞれ2単位だけ履修することもできます。(「一般的注意事項」(5)参照)
なお,知能情報工学科のドイツ語(1)は他学部・他学科向けのクラスであっても,A形式であれば授業担当教員に相談のうえで受講することができます。
C 中国語(1)を履修する場合は,1年次に4単位を時間割に指定されたクラスで履修して下さい。【B形式】
D 中国語(2)の履修を希望する場合は,事前に授業担当教員に相談してください。

(9) 工学部電気電子工学科学生の外国語の単位修得方法とクラス

@ 英語6単位と英語以外の外国語科目の中から4単位の計10単位必修。なお,10単位を超えて修得した外国語科目の単位は,教養科目の単位に読み替えることができます。(「一般的注意事項」(6)参照)
A 英語(1)は,1年次に4単位を,英語(2)は2年次に2単位を時間割に指定されたクラスで履修してください。
B ドイツ語(1)を選択する場合は,時間割に指定されたクラスで,前期・後期の2学期間(通年)に週2度受講し4単位を履修するか,前期のみに週2度受講し2単位を履修してください。【B形式】
C フランス語(1)を選択する場合は,時間割に指定されたクラスで,前期・後期の2学期間(通年)週2度受講し4単位を履修するか,前期のみ週2度受講し2単位を履修してください。【B形式】
D 中国語(1)を履修する場合は,1年次に4単位を時間割に指定されたクラスで履修して下さい。【B形式】

(10) 工学部光応用工学科学生の外国語の単位修得方法とクラス

@ 英語6単位必修。なお,英語6単位以外に修得した外国語科目の単位は,教養科目の単位に読み替えることができます。(「一般的注意事項」(6)参照)
A 英語(1)は,1年次に4単位を,英語(2)は2年次に2単位を,時間割に指定されたクラスで履修してください。
B 教養科目の単位として,英語6単位以外の外国語を履修する場合は,授業担当教員に相談の上,適宜クラスを選んで履修してください。(「一般的注意事項」(5)参照)

(11) 工学部夜間主コース学生の外国語の単位修得方法とクラス

建設工学科 夜間主コース
@ 英語6単位必修。なお,6単位を超えて修得した外国語科目の単位は,教養科目の単位に読み替えることができます。
A 英語(1)は,3年次までに4単位を,英語(2)は2年次に2単位を,時間割に指定されたクラスで履修してください。
B 教養科目として,ドイツ語を履修する場合は,3年次にドイツ語(1)を2単位履修してください。
機械工学科 夜間主コース
@ 英語6単位必修。なお,6単位を超えて修得した外国語科目の単位は,教養科目の単位に読み替えることができます。
A 英語(1)は,2年次までに4単位を,英語(2)は3年次に2単位を,時間割に指定されたクラスで履修してください。
化学応用工学科 夜間主コース
@ 英語,ドイツ語から6単位必修。なお,6単位を超えて修得した外国語科目の単位は,教養科目の単位に読み替えることができます。
A 英語(1),ドイツ語(1)は,1年次に4単位を,時間割に指定されたクラスで履修してください。それぞれ2単位ずつ履修することもできます。
B 英語(2),ドイツ語(2)は,2年次に2単位を,時間割に指定されたクラスで履修してください。
電気電子工学科 夜間主コース
@ 英語4単位,ドイツ語2単位の計6単位必修。なお,6単位を超えて修得した外国語科目の単位は,教養科目の単位に読み替えることができます。
A 英語(1)を,1年次に4単位を履修した場合は,2年次にドイツ語(1)(2単位)を,時間割に指定されたクラスで履修してください。
また,英語(1)を,1年次に2単位履修した場合は,2年次に英語(1)(2単位)とドイツ語(1)(2単位)を,時間割に指定されたクラスで履修してください。
B 英語(2),ドイツ語(2)を履修する場合は,3年次に2単位を,時間割に指定されたクラスで履修してください。
知能情報工学科 夜間主コース
@ 英語6単位必修。なお,6単位を超えて修得した外国語科目の単位は,教養科目の単位に読み替えることができます。
A 英語(1)は,1年次に4単位を,英語(2)は2年次に2単位を,時間割に指定されたクラスで履修してください。
生物工学科 夜間主コース
@ 英語,ドイツ語から6単位必修。なお,6単位を超えて修得した外国語科目の単位は,教養科目の単位に読み替えることができます。
A 英語(1),ドイツ語(1)は,1年次に4単位を,時間割に指定されたクラスで履修してください。それぞれ2単位だけ履修することもできます。
B 英語(2),ドイツ語(2)は,2年次に2単位を,時間割に指定されたクラスで履修してください。

9.健康スポーツ科目の履修

  1. 健康スポーツ科目は,第1年次において,実習,演習とも前期又は後期を履修期間とし,実習1単位,演習1単位の計2単位を1年間に渡り全学生が履修します。
    なお,工学部光応用工学科学生は実習2単位を,工学部知能情報工学科学生は,実習1単位と演習1単位の計2単位を,2年次において更に履修します。
  2. 実習の種目と演習(講義)は,学生の選択によることを原則としますが,規定の人数を超えた場合は,受講者の調整を行います。
  3. 実習と演習の履修は,授業時間割に定められた学部・学科の指定時間に行うことを原則とします。なお,特別な理由があって他の時間に履修しようとする場合は,事前に授業担当教員の許可を得なければなりません。
  4. 特別な事情がある(例えば,肢体不自由,身体衰弱,退院後まもない場合,その他,何らかの病気,けがの場合など)ため,通常の実習に参加できない学生は,医師の診断書を担当教員に提出して,特別コース(木曜日7〜9講時)を履修することができます。
  5. 放送大学の修得単位の認定
    徳島大学が指定した放送大学の保健体育科目を修得した場合,全学共通教育科目の健康スポーツ科目(健康スポーツ演習 1単位)として認定されます。事前に申請する必要がありますので,徳島大学が指定する開設科目,その分野指定,受講手続き等の詳細については共通教育係で相談してください。

10.基礎教育科目の履修

  1. 基礎教育科目は,学部・学科によって履修すべき科目や内容,単位数が異なります。
    時間割に従ってそれぞれ指定された授業を受講してください。
  2. 本履修の手引き40ページ記載の「基礎教育科目学部・学科別一覧」を参照してください。
  3. 試験で不合格になり,基礎物理学に再受講の科目がある場合は下記に従ってください。
    医学部医学科歯学部及び工学部学生 医学部栄養学科及び薬学部対象の科目を除く他の講義内容の同じ科目(力学の再受講は力学で,電磁気の再受講は電磁気で,)で再受講してください。
    医学部栄養学科及び薬学部の学生 医学部栄養学科又は薬学部対象の基礎物理学は再受講が可能です。
  4. 放送大学の修得単位の認定
    徳島大学が指定した放送大学の開設科目を修得した場合,基礎教育科目として認定されます。事前に申請する必要がありますので,徳島大学が指定する開設科目,その科目指定,受講手続き等の詳細については共通教育係で相談してください。

11.日本語科目及び日本事情に関する科目の履修

  1. これらは,外国人留学生のために設けられた科目です。必修科目ではありません。
  2. 「日本語(1)」を履修したときは,その単位は外国語科目の単位になります。
  3. 「日本事情」の単位は,教養科目の単位にすることができます。
    今年度は,「日本事情T,U,V,W」は,人文科学分野又は社会科学分野の単位にすることができます。しかし,何単位まで可能であるかは,学部や学科によって異なります。所属する学部・学科の教務担当教員の指導を受けてください。

12.工学部JABEE(日本技術者教育認定機構)について

工学部学生にとっては全学共通教育科目すべてがJABEE対応科目となります。ただし,JABEE合格の単位認定要領は,下記の通りとなっていますので,注意してください。

1)JABEE合格の単位認定は,共通教育の成績が60点以上とします。

2)共通教育の再試験で合格の場合は,JABEEも追加合格とします。ただし,再試験が行われない場合は,特にJABEE用の再試験も行われません。

3)JABEE基準1(学習・教育目標)との関連については,

人文科学科目,社会科学科目および総合分野科目は,

(a) 「地球的視点から多面的に物事を考える能力とその素養」に,

自然科学科目,情報科学科目および基礎教育科目は,

(c) 「数学,自然科学,情報技術に関する知識とそれらを応用できる能力」に,

語学科目は,

(f) 「日本語による論理的な記述力,口頭発表力,討議などのコミュニケーション能力および国際的に通用するコミュニケーション基礎能力」に,

健康スポーツ科目は,

(g) 「変化に対応した自主的,継続的に学習できる能力」に当たるものとします。

13.全学共通教育の授業公開について

地域の中に多様な学習機会が存在する中,地域の多様なニーズに応じ,全学共通教育の一部の授業を一般市民・高校生にも公開しています。
公開する授業については,27ページ以下に記載の☆印を付してある科目です。学生と市民・高校生が同じ教室で学ぶことは,授業の活性化や世代間交流としても意義があり,学生にとっても市民・高校生にとっても良い刺激となるはずです。

14.中国・四国地区国立大学間共同授業について

本授業は中国・四国地区の国立大学9大学の共同授業としてSCS(スペース・コラボレーション・システム)を利用して開催し,中国・四国各地区の地誌的特徴をそこに生きる人々の生活との関連で理解させ,それぞれの地域がもつ特色と地域間に共有する課題に気づかせ,ローカルとグローバルを結びつけるグローカルな視座を身につけさせることを目的に,実施されるものです。なお,概要は次のとおりです。

15.授業の履修手続き

全学共通教育授業の履修計画の立案に当たっては,「全学共通教育履修の手引き」及び「全学共通教育授業概要」を熟読するとともに「全学共通教育時間割」に従い立案してください。この場合,各学部・学科によって,卒業に必要な単位数が異なりますので履修要件を満たすよう計画してください。

  1. 全学共通教育科目の履修登録
    全学共通教育の科目を履修するためには,履修しなければならない科目,履修したい科目を登録することが必要です。「徳島大学全学共通教育履修登録システム利用の手引き」にしたがって,それぞれの所属する学部,学科のパソコンを使って登録してください。(健康スポーツ科目は受講票(マークカード)で履修登録します。)
    前期受講登録期間  4月上旬   〜4月16日(金)
    後期受講登録期間  9月30日(木)〜10月6日(水)
  2. 受講票(マークカード)による履修登録
    健康スポーツ科目・追加科目
    授業のある当日に担当教員に提出してください。
    なお,受講票の様式は表6のとおりです。
     表6 全学共通教育 受 講 票
  3. 3.受講時の注意
  4. (1) 教養科目の場合
    受講希望者が教室の定員を超える場合は,コンピュータにより抽選します。抽選結果は授業当日に掲示板及び教室で発表します。
    抽選にはずれた場合は,次に希望する科目の教室へ行き,受講が可能であれば受講票を教員に提出して授業を受けてください。
    (2) 外国語科目の場合
        指定された教室で授業を受けてください。授業当日に,調整の結果他のクラスになる場合があります。その場合は新たに受講票を作成し,担当教員に提出して授業を受けてください。
    (3) 基礎教育科目の場合
    指定された教室で授業を受けてください。
    (4) 健康スポーツ科目の場合
    授業当日,受講票を担当教員に提出して授業を受けてください。(前日までに提出する必要はありません。)
    (5) 日本語科目及び日本事情に関する科目の場合
    指定された教室で授業を受けてください。
  5. 受講科目の変更
    (1) 受講科目を追加する場合
       受講票を担当教員へ提出してください。
    (2) 受講科目を取り消す場合
       担当教員の許可を受けてから受講票(削除カード)を共通教育係へ提出してください。
    前期受講登録変更期間  4月20日(火)〜4月26日(月)
    後期受講登録変更期間  10月8日(金)〜10月14日(木)

    ※受講登録変更期間後の変更は受け付けないので注意してください。
    なお,受講(削除カード)票の様式は表7のとおりです。
     表7 全学共通教育 受 講 票(削除カード)
  6. 履修登録確認表
    前期は,4月19日(月)から各個人別履修登録確認表を共通教育係で配付します。必ず受け取って確認してください。登録されていない科目は,単位を修得することはできません。
     後期は,10月7日(木)から配付する予定です。

16.試験及び成績の評価

  1. 受験資格
    試験は原則として前期・後期の学期末に行われ,授業時間数の2/3以上出席していなければ,学期末試験の受験資格を失います。なお,試験を欠席した者は追試験対象者以外は再受講となります。
  2. 学期末試験の期間
    試験期間は次のとおりです。
    学期末試験は通常の授業と同じ曜日・講時に行われます。
    前期試験    7月28日(水)〜8月3日(火)
    後期試験    2月4日(金)〜2月10日(木)
  3. 成績評価
    (1) 成績の評価は,試験,レポート,学習状況などによって行われます。
    (2) 成績は,1科目100点満点で採点され,60点以上が合格となり,60点未満は不合格となります。
        なお,成績証明書には,80点以上が優,70点〜79点が良,60点〜69点が可として,記載されます。
  4. 不正行為について
    学期末試験をはじめとするすべての試験で不正行為をした者は,徳島大学学則により相応の懲戒処分を受けるとともに,不正行為があった学期中に履修した全科目の成績が取り消されます。
     もちろん,取り消された科目は,再受講(改めて初めから受講すること)することとなります。

17.追試験

  1. 下記(1)から(4)の理由により学期末試験を受験できなかった者は,医師の診断書・欠席の理由が証明できる書類等を添え,「追試験」の実施を願い出ることができます。ただし,授業への出席日数の足らない者は対象とはなりません。
    (1) 病気,ケガの場合
    (2) 本人の責に帰することのできない特別の事情がある場合
    (3) 運営委員会が認めた行事・大会等に参加する場合
    (事前に共通教育係に申し出てください。)
    (4) その他運営委員会が認めた場合
  2. 追試験の願い出は,前項の事実を証明する証明書(医師の診断書など)に「学期末試験欠席届」を添えて,前期は8月13日(金)までに,後期は2月18日(金)までに共通教育係へ申し出なければなりません。
       なお,「欠席届」の用紙は共通教育係で交付されます。
  3.  3.追試験の可否は運営委員会で審議され,許可された者へは許可書が交付されるとともに前期試験にかかわるものは9月8日(水)から9月14日(火)まで,後期試験にかかわるものは2月28日(月)から3月4日(金)までの期間内に追試験を受験することができます。
  4. 受験する場合は「追試験許可書」(運営委員会押印のもの)を共通教育係で受け取った上,学生本人が追試験の実施を改めて授業担当教員に願い出てください。試験日等は,追って授業担当教員から口頭又は掲示により連絡されます。なお,「追試験許可書」は,追試験の実施を授業担当教員に申し出た際に提出することとし,遅くとも試験開始時刻までには授業担当教員に提出してください。
  5. 追試験の成績は,1科目100点満点で採点され60点以上が合格となり,60点未満は不合格となります。不合格の場合は「再受講」となります。

18.再試験

  1. 学期末試験の成績が不合格となり,成績通知表に再試験の指示を示す「不」の標示が記載されている科目については,前期試験にかかわるものは9月8日(水)から9月14日(火)まで,後期試験にかかわるものは2月28日(月)から3月4日(金)までの期間内に再試験を受験することができます。なお,授業科目によっては再試験が実施されない科目もありますので「授業概要」の「再試験の有無」欄で十分確認してください。
  2. 再試験の受験を希望する場合は,共通教育係で「再試験願」用紙の交付を受け,学生本人が再試験の実施を授業担当教員へ申し出て(「再試験願」を提出)ください。
  3. 再試験の実施日は,授業担当教員から口頭又は掲示により連絡されます。
  4. 再試験合格者の成績は,一律に60点となります。不合格の場合は「再受講」となります。

19.試験の受験心得

学期末試験をはじめとする,すべての試験の受験に当たっては,次のことを厳守しなければなりません。

  1. 試験受験時は,「学生証」を机の上に置いてください。
  2. 学生証を所持してない学生は,共通教育係において,「仮受験票」の交付を受けてください。
  3. 「学生証」,「仮受験票」のどちらも所持しない者は試験を受けることはできません。
  4. 携帯電話の使用は認めていません。
  5. 遅刻の限度は試験開始後20分です。これを超えた者は受験資格を失います。
  6. 退室する場合は試験開始後20分を待たなければなりません。

20.成績の通知

  1. 履修科目の成績は,次の日に共通教育係において学生宛に通知(成績表の写しを交付)されます。学生証持参の上受け取ってください。
    前期試験成績 9月1日(水)
    後期試験成績 2月21日(月)
  2. 成績通知表の記載内容は,次のとおりです。
    60点以上の点数記載の科目 …… 合 格
    不と記載されている科目 …… 不合格につき「再試験」を受験できる科目
    〇不〃 …… 不合格につき再受講(改めて初めから授業を受講)となる科目
    欠〃 …… 試験を欠席した者(追試験対象者以外は再受講となる)
    〇欠〃 …… 受験資格(2/3以上の授業出席)がない科目(再受講となる)

21.入学前の既修得単位の認定

下記の者については,大学・短大等における既修得単位のうち,30単位まで共通教育の単位として認定されることがあります。なお,徳島大学の卒業生・中途退学者に対しては,各学部で定めた単位を上限として既修得単位が認められています。また,一部の学部・学科では,専門科目の既修得単位についても認めていますので,これらについては各学部の学務係で確認して下さい。

  1.  大学または短期大学を卒業あるいは中退した者で,新たに第1年次に入学した者
    (1) 入学式の翌日以降に申請用紙を共通教育係で交付します。
    (2) 申請書の書き方については4月中〜下旬頃に説明会を開催の予定です(期日は掲示)。説明会では具体的な単位認定の手続き・方法について説明しますので,必ず出席してください。なお,申請予定者は,既修得単位が確定する5月中〜下旬までは,各学部・学科の履修要件に沿って通常の受講手続きを行い,授業を受けておいてください。
    (3) 申請書以外に,単位を取得した大学・短期大学の成績証明書や認定を受けようとする大学・短期大学における授業内容が判る資料(シラバスなど)が必要となります。申請前に予め用意し,可能であれば説明会の際に持参してください。
    なお,大学によっては一般教育科目と基礎教育科目を分離していない場合があり,また,認定の過程で専門科目として取得した単位を共通教育の単位として認定される場合もあります。成績証明書やシラバス(コピー可/シラバスの表紙・目次も添付)などについては,一般教養科目(基礎教育科目を含む)・専門科目の両方について準備しておくとよいでしょう。
    (4) 申請締切後に関係委員が提出書類を審査します。シラバス(コピー可)などが入手できない場合には,申請者への面接等により各申請科目の授業内容を確認することになります。
    (5) 既修得単位の認定は,全学共通教育センター運営委員会で予備審査の後,各学部の教授会(6月)で最終的に認定され,通知されます。
    関係する事柄については別途掲示によりお知らせしますので注意しておいてください。
  2. 編入学した者 …… 入学前に当該学部から案内があります。
  3. 補欠入学した者 …… 当該学部の学務担当係へ問い合わせてください。
  4. 本学の学生で転学部,転学科を許可された者 …… 当該学部の学務担当係へ問い合わせてください。

22.気象警報が徳島県北部に発令された場合の授業の休講

  1. 午前7時に「暴風警報と大雨警報」,「暴風警報と洪水警報」,「大雪警報」が発令中の場合は,午前の授業を休講とします。
  2. 午前11時に上記の警報が発令中の場合は,午後の授業を休講とします。
  3. 午後4時に上記の警報が発令中の場合は,工学部夜間主コースの授業を休講とします。
  4. 授業開始後に上記の警報が発令された場合は,次の時限以降の授業を休講とします。

23 全学共通教育開講授業科目・授業題目

24 全学共通教育 基礎教育科目 学部・学科別一覧(2004年度)

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